私がファストファッションを買うのをやめた理由
私は以前はファストファッションが大好きでした。
出会いはドイツであったH&M。
日本にはないようなデザインが安価で手に入りたくさん買って日本に帰りました。
日本にH&Mができてからは、用がなくてもたまにお店に行き
可愛い安いに魅了されたくさん買い、数回・着ないまま箪笥の肥やしにということも
多々ありました!
エシカルな生活をするようになって、ファストファッションの現実を知りました。
まずファストファッションとは、名前の通り流行に合わせて大量に速いペースで作り、低価格で販売する洋服ブランドです。
代表的なブランドは私の大好きだったH&MやForever21
他にも有名なのはZARAやGAPなどもそうですね。
日本を代表するファストファッション店はユニクロ、GUなどです。
そのファストファッションの問題点。
ゴミがたくさんでる。
流行に合わせた商品展開なので、流行とともに破棄されることが多いです。
ショップで古着回収していますが、コストや技術面や時間の問題でリサイクルされているのはたった1パーセントらしいです。
素材を作る過程での環境汚染
大量生産をするために、大量の生地が必要になりコットンを大量に作るために、大量の水が必要です。
コットンは虫に弱く、生産過程で農薬が大量に使われています。
土壌汚染だけではなく、そこで働くひとの健康被害も心配です。
それだけではなく商品を作る過程でたくさんの薬品が使われていて、川や海に垂れ流しになっている状態です。
ファション業界は一見きらびやかで須賀、環境汚染をしている業界なのです。
人権問題
環境問題以外にも人権問題もあります。
『The true cost』
というドキュメンタリー映画
ファストファッションの裏側では…!映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』予告編
予告だけで安い服の裏側が見えてくるのではないでしょうか?
問題のほんの一部ですが、賃金について
中国、バングラデシュ、インドでは、
月収は 約$60から$100。労働時間は1日12〜19時間。
「the true cost」が作られるきっかけになった事件。
ラナ・プラザ崩落事故(バングラデシュ、ダッカ近郊で起きた事故)
2013年4月24日にバングラデシュの首都ダッカから北西約20kmにあるシャバール(サバール)で、8階建ての商業ビル「ラナ・プラザ」が崩落した事故を指す。死者1,127人、行方不明者約500人、負傷者2,500人以上が出たこの事故。
idea for good より引用
このラナ・プラザには銀行やショップなどのほかに
ファストファッションの縫製工場が入っており、この事故で犠牲になった多くの人は
この縫製工場で働いていた女性でした。
なぜ建物が壊れたか。それは安全管理の問題。
建物が危険なことは分かっていて、警告も出ていたが建物の補修よりも
目の前の利益の縫製を優先したからです。
建物の崩壊をきっかけに労働条件の劣悪さが露呈しました。
この縫製工場は典型的なスウェットショップでした。
労働者を低賃金かつ劣悪な労働条件で働かせるスウェットショップ(Sweatshop:搾取工場)。開発途上国であることが多いが、米国などでも報告されている。米国の労働省では、「2件以上の労働法規に違反している工場」と定義されており、強制労働、児童労働、低賃金・長時間労働、セクシャルハラスメント、パワーハラスメントなどが含まれる。
idea for good より引用
服を買うとき、好きか嫌いか。自分に似合うかどうか、お得かお得じゃないか。
そんなことしか考えたことがありませんでした。
その安くてかわいい服が、どのように作られてどんな対価が支払われていたかを知る人用があり。
毎日身に着ける服だからこそ
背景を考えながら買い物をしていきたいと思いました。
買い物は投票。
どういった思いのあるブランドなのか。
エシカルでサスティナブルな選択。
応援したいブランドの洋服を買っていきたいなと思いました。
これはじつはファストファッションの服。
ファストファッションの服だから捨てるのはおかしいと思うので、今ある服を大切にしていくのもエシカルな行動だと思います。